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戦争

亀山 亮

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第12回 パレスチナ・暴力の連鎖

     

    2002年 ヨルダン川西岸 ナブルス ラフィーダ病院
    イスラエル軍による無差別爆撃でパレスチナ人の家族8人全員が殺害された。

     

     

     

    2001年 ガザ地区 ベイトハヌーン
    ラマダン中に遊んでいたところをイスラエルの狙撃兵に撃たれて殺害された少年の葬儀。

     

     

     

     

     

     

     

    現在、ガザ地区で1時間ごとに起こっている事。

     

    イスラエル軍は42個の爆弾を落とし、

    その結果15人の市民が殺害され、そのうち6人は子供。

    そして35人が負傷し、12個のビルが破壊され続けている。

     

    すでにガザ地区の50%以上の家屋は破壊されている。

     

    昨年10月以降のイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の犠牲者数(7月31日 現地時間17時集計・ AJLabs 参照)

    ・ガザ地区

    死者数39,480人

    15,000人以上の子供が殺された。

    負傷者92,228人以上

    行方不明者数10,000人以上

    ・ヨルダン川西岸地区

    死者数594人

    そのうち144人が子供

    負傷者数5,350人以上

     

    10月7日のハマスの攻撃によるイスラエルの犠牲者1,139人、負傷者数87,830人(イスラエル政府発表)

     

    アメリカはイスラエルにとって最大の軍事支援国で年間38億ドル(約6,000億円)相当の兵器や防衛システムを提供している。

    今年4月アメリカはイスラエルへの追加緊急支援として総額およそ263億ドル、日本円にして4兆円余りの緊急予算案を決定した。

     

     

     

     

     

     

    [© Ryo Kameyama]

     

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